原語から見える聖書のイメージ

彷徨える読書~Wagner "Der Fliegende Holländer " Ouverture

猿島の日本歴史遺産から
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砲台あとからこうして海を眺めると、明治から急速に
近代化してきた歴史と見守る自然との対比が何とも言えません
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歴史の爪痕・・・



ルカを読み終えましたが、並行して読んでいたこの本が
非常に面白くて目から鱗状態のまま読み終えました

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タイトルではありませんけど、読むという行為は「発掘」に近いですね
ルカでいろんな発見があり楽しかったです

この本は文字通り考古学の発掘という積み重ねられた
事実からの推論です

もしそれが、モーセ5書などに記述されている「歴史」と
矛盾する証拠が出てきたとしたら・・・

実はそうなんだ、ということが中心

最初から聖書の歴史は事実ではないというスタンスではなくて、
裏付けようとしても事実がそうではないと言っているとすれば
その事実から、聖書を読み直すしかない
この誠実なスタンスがいいです

急にふだんあまり行かない「博物館」に行きたくなりました(笑)

2009年初版依頼、8カ国語に翻訳されたそうですから、
インパクトが大きかったんだろうと思います

とにかく一読後は、旧約聖書を読む場合には気を付ける必要を
痛感しました

カナン侵略がなかったとしたら・・
ユダヤ人はどこから来たのか

北王国のイスラエルとユダ王国のそれぞれの
王のうち「悪い」王と記されている王の実は
非常に大きな歴史的役割など、

そういう歴史観のなかで
ヤハゥエ神学が挫折、苦悶を通して練磨されていく過程として読むと
なるほどと思っています

というわけで急にユダヤ人を追いかけたくなりました
いま読み始めたのが

離散するユダヤ人 小岸昭 岩波新書
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1492年あのイシノクニ
スペインからユダヤ人の退去命令がでてからの
離散のユダヤ人の運命を追って各地を紀行します

ポルトガルがスペインに併合されて
アムステルダムなどへユダヤ人が移動したんですね

ルカを読んだらヨハネと思っていましたが
続編の使徒行伝で地中海世界の地理を彷徨いたいなという気分になっています

彷徨える読み方もあっていいですよね



Wagner "Der Fliegende Holländer " Ouverture













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by yokohama-izumi-lc | 2017-10-13 04:43 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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