原語から見える聖書のイメージ

NHKスペシャル人類の誕生第2集 ネアンデルタール人雑感

録画で第二集の人類の起源を見ました
おもしろかったです
共通の子孫から枝分かれしたネアンデルタール人がお先にヨーロッパに進出して
寒冷地適応を進めていた
何万年かあとに、ホモサピエンスが同様にヨーロッパに北上を開始
その通り道があの「中東」
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この地図は聖書地図サイトからお借りしたものですが、
アフリカ~シナイ半島~パレスチナとつながりますので
ここをとおらざるを得ないですよね
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今回とっても面白かったのはあのイエスが宣教したガリラヤ湖の近くに
ネアンデルタール人とホモサピエンスの遺跡がかなりの近くに
共存してあった証拠が見つかり
その発掘現場の具体的な紹介と説明がありました
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地中海近くにのマノット遺跡がホモサピエンス
ガリラヤ湖の近くのアムッド遺跡がネアンデルタール人

これは興奮します

なにしろ骨格から再現した最新のネアンデルタール人は原ヨーロッパ人と呼んでもいいような
白系の肌、屈強な体格、ブロンドヘア、青い目、ペンダント、腕輪などのお洒落、
頭脳はホモサピエンスよりも大きく知能は高いと推定
獣皮で身を包んだイメージ再現画像でした
生活様式は家族単位で猛獣に肉弾戦で挑む「人生観」の持ち主

あとからきたホモサピエンスは体格的に劣るので「中東のガリラヤ」
で見たネアンデルタール人に驚いたでしょうね

ハインリッヒ・イベントなどの極端な気候変動などから
適者生存の結果、ホモサピエンスが生き残るわけですが、

ポイントは、ネアンデルタール人との交配があり、
彼等の遺伝子がその後のホモサピエンスのポジティヴに作用しているらしいこと
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現代人に受け継がれたネアンデルタール人遺伝子率の数字は
とても興味深いです

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ネアンデルタール人は強いし、すでに寒冷地適応をしてるので、
楽して生きようなんて考えなかったような・・(笑)
石器に変化がないんですよね
「伝統維持派」でしょうか
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ネアンデルタール人が鍾乳石で造形したものだそうです
昼の狩りの緊張を美しい石で癒した気がします

ホモサピエンスはどうしたら楽して身の危険を守りながら生活を
向上できるか、家族を超えて情報交換が盛んな生き方

家族単位を次第に超えて発展していきますので、他集団との助け合いあれば、
争いごとも起きやすくなる流れ・・
とすると「宗教」が全体を統括する「ソフト」の役割を果たすようになるでしょうね
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洞窟住居に描かれた半身半獣の原始絵画の意味がなるほどでした
再現イメージ映像もリアル

ホモサピエンスとはいいながら、実はネアンデルタール人の遺伝子を受け継いだ
交雑種のようですので、なかには、ネアンデルタール的生き方に思われる
先祖返り現象タイプと思われる人もいて(笑)
それが楽しいなと思いました







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# by yokohama-izumi-lc | 2018-05-24 05:28 | 読書・植物・他 | Trackback | Comments(0)

使徒の行動10章14節

去年、東京湾の自然島、猿島のレンガ積み軍事トンネルを見たとき
真ん中のやや大きな石のデザインが気になってました
ブラタモリの伊豆旧天城トンネルを見てたら
これが要石と解説されていてなるほど合点しました
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全部石積みでアーチを支える力学バランスっておもしろいですね
その石が北と南で違うのも面白いです
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あのマグマが冷えて固まったのが玄武岩
火山灰が石になったのが凝灰岩
玄関側が分かるように石を選んだところに人の切ない営みを感じました
英語でなんていうのかあとで調べてみたいと思います

さて隅の親石ことイエスにえらばれたペトロスも
要石として苦労してますね

ὁ δὲ πέτρος εἶπεν, μηδαμῶς, κύριε,
ὅτι οὐδέποτε ἔφαγον πᾶν κοινὸν καὶ ἀκάθαρτον

口語訳
ペテロは言った、「主よ、それはできません
わたしは今までに、清くないもの汚れたものは、
何一つ食べたことがありません」。

新共同訳
しかし、ペトロは言った。「主よ、とんでもないことです。
清くない物、汚れた物は何一つ食べたことがありません。」


μηδαμῶς メーダモース 決して~しない
 もちろんいたしません

岩隈対訳では「めっそうもない」と訳してますが
注にはメーダモースと語呂合わせとありました(笑)
こういうセンスは良いですね

日本語としても口語訳や新共同訳よりあってる気がします

οὐδέποτε ウーデポテ 決して(まだ、かつて)・・ない

相当に強めてますね
「想定外」の驚きが伝わります

ἐσθίω エスティオー 第二アオリスト エファゴン
食べる 摂取する

κοινός コイノス 共通の 普通の
(祭儀的)けがれた 清くない 

この言葉、本当に面白いですね
コイネーギリシャ語で書かれた新約聖書に
宗教的意味での「けがれ」の意味もあるのですから・・

とにかく、「豚」を宗教的に汚れとしてとらえる感覚は
ユダヤ人の食文化ですので理解を超えてます

ἀκάθαρτος アカサルトス 不潔な けがれた

「なにひとつ」で強めたように、
こちらも、語を重ねることによって強めてますね

身に付いた習慣というのは反射的にでてしまうもので、
なんでだろうという?理性がまず働かない様子のペトロスの
いい意味での石頭が面白いです








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# by yokohama-izumi-lc | 2018-05-23 07:03 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)

使徒の行動10章13節

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今朝の空
昨日より風もなく穏やかです

このまえの人類の起源2回めは途中からしか見てなくて
再放送をまってます
ネアンデルタール人はほんの数万年まえは共存してたんですよね
その遺伝子が受け継がれてるのがとても興味深いです
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ジブラルタルの海岸が最後の地だそうですね
刻まれた模様の意味を知りたいところです

さて
ペトロスにとっても意味を問いかけられてますね

καὶ ἐγένετο φωνὴ πρὸς αὐτόν, ἀναστάς, πέτρε, θῦσον καὶ φάγε.

口語訳
そしてが彼に聞えてきた、
「ペテロよ。立って、それらをほふって食べなさい」。

新共同訳
そして、「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」と言う声がした。


口語訳のように、まず「声」フォーネーが聴こえてきたわけですが、
誰かが語ったという表現ではなく「声」そのものですね

おもわず耳を澄ます状況かとおもいます

アニステーミ 立ち上がる 起きる 
他の動詞と結合し単にその動作の開始を示すに過ぎない
「さあ」にひとしいという

シュオー 供え物(いけにえ)を供える 屠る 

空腹だから何かを食べるという前に、食物は供え物、神に受け入れられるものが
ユダヤ人の伝統ですね

エスティオーの第二アオリスト命令 ファゲ
食べる

「すべての」地と空の命が食べ物としての供え物
そういう意味に「声」が言ってるようにも聞こえますが・・

見ている空腹のペトロスからすると
あまり嬉しそうな雰囲気が伝わりませんね(笑)
なにが問題なのか?









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# by yokohama-izumi-lc | 2018-05-21 07:07 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)

使徒の行動10章12節

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早朝ジョグ始めて3週間目かな・・
今朝の空模様です
ここ1週間の極端な気候に戸惑うような雲行きでした
でも涼しくてとても気持ちが良かったです

さて

そんな空を見上げてたら
四隅をつるされた入れ物が降りてきました

ἐν ᾧ ὑπῆρχεν πάντα τὰ τετράποδα καὶ ἑρπετὰ τῆς γῆς καὶ πετεινὰ τοῦ οὐρανοῦ.

口語訳
その中には、地上の四つ足這うもの、また空のなど、
各種の生きものがはいっていた

新共同訳
その中には、あらゆる獣、地を這うもの、空の鳥が入っていた。

ὑπάρχω ヒュパルコー 存在している ある 
τετράπους テトラプース 四足の 四つ足獣
テトラポッドのテトラですね

ἑρπετόν ヘルペトン 這う動物 爬虫類の動物
πετεινός ペテイノス 飛ぶことのできる 翼のある 鳥

「各種の」という種の分化
「あらゆる」という全体感
πᾶςが獣、爬虫類、鳥のすべてを包括しているようです

魚がいない?
地上に上がった魚類のヒレが四つ足に進化して爬虫類も生まれ、
鳥類は爬虫類から分化したそうですね

地と天という空間に満ちて、あの産めよ増えよの原点を
思い出します

一つの布のような素材
これも、イエスを包んだ亜麻布を思い出しますが、
読み込み過ぎかも・・?







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# by yokohama-izumi-lc | 2018-05-20 07:05 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)

プーシキン美術館展 東京都美術館

プーシキンの生誕100年だったかな、それにちなんだ命名だそうですが
4人のコレクターの紹介もきちんとしていて沿革がよくわかりました

プーシキン美術館展
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旅するフランス風景画というサブタイトルが今の季節感にぴったし
上野公園の木漏れ日のなかで見るポスターがキャンバスのような・・

このポスターの大判見開きががとてもよくできていて
そのまま部屋の壁に「展示」しています

フランス各地を絵を見ながら旅しましょうという本気度がよく伝わるんですよね
都美術館はとっても好み
パンダを横目にいい旅してきた気分になりました

旅は些細なことも印象にのこり、リフレッシュさせてくれますが、
一連の絵画もそういうアレンジなので気楽にみられますね

若きモネがサロン入選を目指したポスターの有名な絵のキャプションが
面白くていいガイドさんでした
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ブナの木でしょうか・・
ハート♡(笑)
ワトーのあの有名シテール島への船出が好きだったそうですが、
エコーしてますね
Pはなんだろう??気になります??

完成が遅れた理由がクールベのアドヴァイスを聞いたら
返って上手くいかなかったようですね
オルセーの方だったかな、クールベの顔にしてるそうですね
ピクニックの様子など、どちらかというと、比較されたオルセーのほうが
好みでした

そのクールベのスイス亡命時に描かれた
「山の小屋」のすっきりとしたアルプスが清涼感たっぷりで美しかったです

山と言えばセザンヌですが
このシンプルさの良さが少しわかりました
(画像はネットから拾いました)
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サント・ヴィクトワール山の平野
ヴァルクロからの眺め

彼はピサロに習いますが、ピサロは
「誰も何とも思わない何もないところに美を見出すのが幸福なのだ」
とかいう趣旨の発言が彼の「耕作地」という絵のキャプションにありました

この「平野」部分がピサロを想起させてくれました
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レ・ローヴからの眺め

ここから彼独特の思考が始まったのかなと
とっても参考になりました

独特の思考と言えばこの人でしょうね
アンリ・ルソー
「馬を襲うジャガー」
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案外コンパクトな絵です
ジャングルの葉が異様に大きいのでそういう錯覚をおぼえるんでしょうね
そして、あるべきジャガーの血だらけのシーンがなく、
白馬はまるで、自分が白昼にそういう夢でも見てるように
何一つ動じていない顔が神秘的
たてがみなど神々しいです

ジャガーはじゃれてるんでしょうか(笑)

ルソーで見えない世界を旅したらやはりこういう絵にほっとします
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モネ
「陽だまりのライラック」

もうたまりませんね

そよぎ、囀り、ライラックの香り・・
こういう時の流れが一番だなと思いました
なんとなくフランス系音楽の和声が聴こえてくるんですが
具体的な音楽を思い出すというよりも
色彩が放つ煌めきのような響きです

というわけで、ロシアのような涼しさのなか、
お土産が楽しみ
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チューブ入りマロン
塩キャラメル
コロコロした地図のクッキーなどなど・・







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# by yokohama-izumi-lc | 2018-05-19 07:45 | 美術・コンサート・映画 | Trackback | Comments(0)



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