原語から見える聖書のイメージ

秘密と神秘~ピンク・フロイドの神秘を聴きながら

地獄の門はありますが、
こちらは秘密の門ということで、この写真を選びました。

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ルカ8:10
そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、
ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すのである。


マタイ13章11節では「秘密」とあります。
あなたがたには天の国の秘密を悟ることが許されていますが・・・

Ὑμῖν δέδοται γνῶναι τὰ μυστήρια τῆς βασιλείας τῶν οὐρανῶν

奥義、秘密と訳されている μυστήρια

μυστήριον ミュステーリオン あのmystery ミステリーですよね


辞書では

密儀 秘密の教義 奥義 秘密 

(福音の一層高い認識)

(キリスト自身)・・



日本語では普通は秘密というとシークレット、
神秘がミステリー、というふうに使い分けていると思います。


ギリシャ語では、同義のようですね

そこが面白いです

その秘密についている動詞が

γιγνώσκω ギノースコー

come to know, perceive 悟る 知る

秘密を悟ることが許されている、とはどういう意味でしょう

「他の人々」との差はどこから・・?


このあたりが神秘的で実際のところよく分かりません。

ギノースコーから派生した名詞の「知識」グノーシスから、
こういう傾向も生まれますよね。

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ナグ・ハマディ写本の一部
(コーデックスII収録の「ヨハネのアポクリュフォン」の末尾と
「トマスによる福音書」の冒頭部分)

ウィキより
グノーシス: Γνῶσις)は、1世紀に生まれ、
3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った
古代の宗教・思想のひとつである。
物質と霊の
二元論に特徴がある。
普通名詞としてのグノーシスは古代ギリシア語で
認識・知識を意味する・・・・」

グノーシスにもとても興味がありますが、
秘密はやはり神秘的なのではないかと思います。
こういうのは理屈ではなくて感性で。。

音楽はピンク・フロイド
あのポンペイでのライブから神秘

思いっきり奥義を極めようとしてるスタイルが好きです


PINK FLOYD - A SAUCERFUL OF SECRETS
- LIVE AT POMPEII

神秘の源泉なんてタイトルがミュステーリオンしてますね

リソースと勘違いしてました
「スプーン一杯の」という意味なんですね

ますますシュールでいいタイトルです








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by yokohama-izumi-lc | 2017-07-25 04:37 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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