原語から見える聖書のイメージ

塩味~カルロス・クライバーの運命を聴きながら

神の国の新しい理念に共鳴する人、イエスの実力に感激した人たちが
多かったんでしょうね

厳しい言葉で弟子志願者をふるいにかけてる
気がします

訳もすごいので気になりました

ルカ14:26 口語訳
「だれでも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分の命までも捨てて
わたしのもとに来るのでなければ、
わたしの弟子となることはできない


新共同訳
「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、
父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、
これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。

新共同訳の憎むという言葉をそのまま受け止めることが
普通出来るでしょうか?

μισέω ミセオー 憎む 嫌悪する

(旧約的用法で)「ある者を他の者より選ぶ、好む」意味の「愛する」
に対し、
「選ばない、斥ける、軽(無)視する」意で

辞書にはルカのこの個所をあげてます

口語訳の「捨てて」のほうが、弟子たる覚悟を言い表す日本語として自然ですよね

いろんな条件、事例で説明するのは
これから大変だぞ!という意味で親切な言葉でもありますね

28節
・・・まず、すわってその費用を計算しないだろうか
ψηφίζω プセーフィゾー 計算する


よく吟味するということでしょうか

これなかなか出来ないというか、苦手です
失敗して、懲りないタイプ(笑)

最後のきめセリフが一番わかりやすいです

14:34 口語訳
は良いものだ。しかし、塩もききめがなくなったら、
何によって塩味が取りもどされようか。
14:35
土にも肥料にも役立たず、外に投げ捨てられてしまう。
聞く耳のあるものは聞くがよい」。


ἅλας アラス 塩

料理に欠かせない塩
どうしてこんなに素材の味を引き出してくれるのか
美味しくなるのか、不思議なくらいです

しかし塩は少々で十分

聞く耳のあるものは・・・
かなりチャレンジングですね

あれやこれや考えながら完成する
そんなイメージに合う音楽というとベートーヴェンが浮かびました

主題労作っていうんですか?
吟味ですよね
テーマを展開していく創作過程がすごいですよね

パッと閃いたテーマが魅力的でも、どう結論づけるか
この曲、コーダで苦労した話思い出しました

久し振りに塩味の効いた演奏で
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絵になる人



ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67 /
カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1974年3月、4月

唖然茫然の演奏、一気呵成の運命
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あれほど指揮姿が美しい人見たことありません

クライバーのベートヴェンは第4番と第7番のコンサートに行きました
とにかく忘れられない演奏ですよね
アンコールの雷鳴と電光も


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by yokohama-izumi-lc | 2017-08-20 03:33 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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