原語から見える聖書のイメージ

ブラームス/ピアノコンチェルト第1番 使徒5章33節~35節

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都心ですが・・
神殿の柱のようにまっすぐな杉系?の木
あんまりまっすぐなので思わずセミの目で
見上げてしまいました

人工的なまでにまっすぐ
なんでだろうと不思議です

重力の感性が90度になる遺伝子?
人の木材として活用されるため?
樹間が気になる繊細な感性の持ち主?

根元で眠ってるセミの幼虫は登りやすいかも・・(笑)

さて

今日のパラグラフは「使徒たちに対する迫害」
使徒の行動5章33節から適当な段落までの雑感です

ペトロの真っ向勝負
大祭司も論陣を張ってもらいたいところですが・・

5:33口語訳
これを聞いた者たちは、激しい怒りのあまり、使徒たちを殺そうと思った

διαπρίω ディアプリオー 鋸で挽き切る 激怒する
βούλομαι ブーロマイ 欲しがる 望む するつもりである 決心する
ἀναιρέω アナイレオー 取り上げる 取り除く 殺す

感情の表現として「ノコギリで引き切る」くらいの憤激を「あまり」
とうまく訳してますね

それにしても、何がそれほど憤激させたのか?
「イエスの名」が「神の名」と同義だからでしょうね

それも、「木に架けられた」「人」となれば
それこそ神学的に穢されたということでしょう

問答無用、そんな感じです

と、そこに現れた一人の人物にカメラが・・

5:34
ところが、国民全体に尊敬されていた律法学者ガマリエルというパリサイ人が、
議会で立って、使徒たちをしばらくのあいだ外に出すように要求してから

Γαμαλιήλ ガマリエール 
岩隈辞書では「有名なラビでパウロの師」

τίμιος ティミオス 貴重な 尊ぶべき 尊敬されている

κελεύω ケレウオー 命令する 言いつける 

真っ向勝負、堂々の正論が心に響いたんでしょうね
有識者としては、正論を吐きたくなるでしょう

さすがパウロの先生
という感じで、もう伏線張ってますね

冷静に重々しく響く声に、激情で沸き立っていた議場が静まり返る様子を
イメージするのも悪くありません


5:35
一同にむかって言った、「イスラエルの諸君、
あの人たちをどう扱うかよく気をつけるがよい

προσέχω プロスエコー 心を向ける 注意する 気をつける
πράσσω プラッソー 行動する 振舞う 

この一言、大きいですね

ガリラヤ上がりの無学な漁師や、取税人、熱心党など素性のしれない輩
だったのが、大学者さんに認められたようです

外で耳を澄ませていた使徒たちはどう思ったでしょうね
目を見かわしてる様子が浮かびますが・・

ここまでにして音楽は・・

議場を静まらせたガマリエルの重々しさから

激情と重厚な音楽
ブラームスのピアノコンチェルト第一番ニ短調


チェリビダッケ指揮バレンボイムのピアノ

荒れ狂う導入のオーケストラのシンフォニックな響きに
腰が据わりますね

ピアノがそれこそ静かに奏で始めるところ、
まさに注意しろと命じられているようです








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by yokohama-izumi-lc | 2017-12-09 06:27 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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