原語から見える聖書のイメージ

怖い絵展

日ごろ通勤で鍛えてるので2時間ちかくの行列に耐えられました
ただこの寒さ、恐怖に震えるにはいい演出です(笑)
と冗談がでるくらい見てよかったです

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物凄い行列にチケット買って後悔してたのですが、
見なかったらもっと後悔してたでしょうね

と思いながら帰り道に怖い絵風写メ

ドラローシュってアカデミックなイメージしかなく、
弟子に有名な人がいたような・・そんな程度の記憶しかありませんが、
だいぶ前に読んだ中野京子さんの「怖い絵」で紹介されていた
この絵は覚えてました

冷え切った体を館内で温めてササーっと見て帰ろうと
流してたらやはりこの絵に釘付け

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壁面一杯というくらい大きな絵
それがロンドン塔の冷たい牢内にいる錯覚を覚えさせます

グレーの壁面
メタリックな床面

沈黙も響かんばかりのグレーな空間に無常と無情を感じます
歴史という一回性の、無慈悲な時間に、もし色があるとすれば
こういう色だなと思いました

画像をみておや?と思ったんですが、
鈍色の斧が影を落とすかのように
実際の絵では黒いものが流れてるように見えました

それが、彼が着てる朱色系の鮮やかな色と対比して
内面を語ってるように見えたんです

かるく左手の中指と薬指で短い斧をささえるゴツイ手も
この時ばかりは、職業柄考えてはいけないのに
逡巡を感じさせる、筋肉の弛緩

僧職者の支え導く両手に対して
侍女たちの手も悲嘆のポーズで呼応してます

ジェーン・グレイの暗闇を探る指先に泣かされますね
たくし上げた腕からその指先まで
一瞬の生がいじらしいほど美しいです

何度も行きつ戻りつ、このドラマを見ることができました
ハンカチが手放せません

ドラマの実像はリンク先を読んでそうなのかと思いましたが、
この絵の真実はまた違う次元にありますね

だから迫って来るんだろうと思います

この絵がたどった数奇な運命を語るキャプションが凄い
びっくりしました

行方不明になったり、溺死しそうになった絵だったんですね
最近の復活!
こうして鑑賞できるなんて怖いほどです

ほかにもいい絵がありましたが、この絵だけを心に持ち帰ることにしました

ショップでビアズリーの絵がある箱を眺めてたら
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スタッフさん、声音もいわくありげに・・

「ここだけの限定なんですが、
キャラメルの数も13個というこだわりなんです」

思わず「怖い~」
なんて言いながら飛びつくように買ってしまいました

洗礼者ヨハネの首実検をするサロメの母へロディア
滴る血は恨みの紫・・・

そこまでこだわってないですよね(笑)

















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by yokohama-izumi-lc | 2017-12-16 07:10 | 美術・コンサート・映画 | Trackback | Comments(0)
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