原語から見える聖書のイメージ

岩波新書「古代エジプト人の世界」~最近読んだ本から

昨日読み終わりました
ヴィジュアルたっぷりで美術書のように楽しめます

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興味のポイントは、モーセが育った場所ですし、
ユダヤ民族がここで増えて、出エジプトになりましたよね

バビロン捕囚のときには、エジプトに逃れた人々もいたそうですし、
ヘレニズムのころは、アレクサンドリアで聖書のギリシャ語訳ができました

新約では聖家族のエジプト逃避というのが、絵画でもよく描かれるテーマになってますね

というわけで、エジプト入門

観光案内のように、ナイルを遡ることで全体が分かるイントロが良いです
バビロニアはチグリス・ユーフラテス
エジプトはナイル

ユダヤ民族は、ヨルダン川を押さえるしかないなと気がつきました

ナイルを上から見ると、葦とロータスにそっくりなのも気が付かされました
そういう図柄が多いわけですね
ナスカの地上絵みたいです

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ヒエログリフの基本?になるのか、サインリストというのがあって
まさに絵文字

言葉よりヴィジュアルのほうが時代を超えますよね

とっても興味を覚えたのはメンフィス神話

主神プタハは「ことば」を使っていろいろな存在を生み出した。
プタハが呼びかけるように神のことば(メデゥ・ネチェル)を発すると、
それに従って神々や万物がこの世に誕生する。
「メデゥ・ネチェル」は聖なる書き言葉、つまり神殿に彫られた聖なる文字
ヒエログリフを示す古代エジプトの言葉でもある。・・48ページ

あのヨハネによる「ロゴス」を連想します

ところでヒエログリフってギリシャ語でした

そういえば神殿はヒエロン
聖なるはヒエロス

書き物 聖書は グラフェー

ここから来てますね

なるほど、ヘレニズムを実感しました

巻末に屋形氏による寄稿があるのですが、
そのなかで「永遠を表現する様式」「人体表現に見られる二つの原則」
がとても興味深かったです

時間に縛られた表現は好ましくないわけですね
写実表現は排除されることになる・・・178ページ

カンディンスキーとかミロなどで、似たような記号を
連想したのですが、ひょっとしたら??なんて思いました














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by yokohama-izumi-lc | 2018-03-28 05:03 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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