原語から見える聖書のイメージ

使徒の行動9章36節

週末は強風吹き荒れてました
普通なら花がとっくに散っているはずのチューリップ
活けたらこんなに持つ、という以上に花びらが美しいのに驚きました
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カールしてくるんですよね
色はあせずに・・・

今朝の君子蘭とともに活けなおしてみました
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もちろん生け花の心得なんてありません
花が驚かせてくれますね

さて

ペトロスの奇跡でルッダからシャローンにかけて噂が拡散
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地中海に面した元ペリシテ地方ですね
その中心にヨッパがありますが、この節はここ

ἐν ἰόππῃ δέ τις ἦν μαθήτρια ὀνόματι ταβιθά, ἣ διερμηνευομένη λέγεται δορκάς·
αὕτη ἦν πλήρης ἔργων ἀγαθῶν καὶ ἐλεημοσυνῶν ὧν ἐποίει.

口語訳
ヨッパタビタ(これを訳すとドルカス、すなわち、かもしか
という女弟子がいた。数々のよい働きや施しをしていた婦人であった。

新共同訳
ヤッファにタビタ――訳して言えばドルカス、すなわち「かもしか」――
と呼ばれる婦人の弟子がいた。彼女はたくさんの善い行いや施しをしていた。


ἰόππῃ ヨッパ 
新共同訳ではヤッファ
この訳でピンときました
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(リンク先の画像から海沿いと歩道)

ポグロムやシオニズムなどで、ここからパレスチナに来た
港の一つではないでしょうか
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μαθήτρια マセートゥリア 
弟子がマセーテース 男性 
その女性形

作家で女性だと女流作家だとか別名詞がよくありますが、
似てます(笑)
でもこれはとっても意味ある言葉だと思います


ταβιθά (アラム)タビタ 
あれ?どこかで聞いたような言葉だなと調べたら
タリタ クミ マルコ5章41節 と似てますね

διερμηνεύω ディエルメーネウオー 翻訳する 説明する

δορκάς ドルカス 羚羊 

かもしかと訳されてますね
レイヨウのほうが文字からするとなんとなく綺麗な気がします・・・が
調べたらヌーなどもその仲間(笑)

サイトでは
「古くは「カモシカ」と呼ばれることもあった。「カモシカのような足」というときの「カモシカ」は、本来はレイヨウのことである。しかし現在でいうカモシカはヤギ亜科に含まれ、レイヨウには含まれない。」

なるほど、きれいな脚は「レイヨウ」

ヘレニズムの世界らしく、ギリシャ語に訳すところにヤッファの空気を感じます

ἐλεημοσύνη エレエーモシュネー 慈善 施与
憐れむ エレエオー 憐れんでください エレイソンでよく知られてますね

善い業のなかでも慈善、施与が具体的にかたられてますね
男性よりも女性のほうが母性があり、施与という行為も暖かみをより感じます

サイトのヤッファの写真から
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パレスチナ人キリスト教徒のイースターの行進







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by yokohama-izumi-lc | 2018-04-16 08:21 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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