原語から見える聖書のイメージ

使徒の行動9章38節

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小手毬とシンビジュウムを活けてみました
手毬は小さな苗を買って20年近く・・
何の世話もいらないので大助かり

シンビは今年久しぶりに咲いてくれました
こちらは、肥やしのタイミングが大切ですね

・・・
いま何かと名前を聞く佐藤優氏の「宗教改革の物語」を
読み始めました。70ページに・・

「フスは使徒言行録をよく読み込んだ上で教会論を組み立てている。
・・ここには「使徒言行録」の著者の独自の時間理解が表れている。
「いまが救済の時である」というカイロスに関する意識を持つことで、
この言説を世界に伝えるという空間的行動を帰結する。
このようにして、時間が空間に転換するのである。」

使徒の行動とぼくは訳したいのですが、この空間的広がりに意味を
感じてるので、とっても共感しました。

フスの殉教も空間の帰結なのでしょう

さて

ἐγγὺς δὲ οὔσης λύδδας τῇ ἰόππῃ οἱ μαθηταὶ ἀκούσαντες
ὅτι πέτρος ἐστὶν ἐν αὐτῇ ἀπέστειλαν δύο ἄνδρας πρὸς αὐτὸν παρακαλοῦντες,
μὴ ὀκνήσῃς διελθεῖν ἕως ἡμῶν.

口語訳
ルダはヨッパに近かったので、弟子たちはペテロがルダにきていると聞き、ふたりの者を彼のもとにやって、
どうぞ、早くこちらにおいで下さい」と頼んだ

新共同訳
リダはヤッファに近かったので、弟子たちはペトロがリダにいると聞いて、
二人の人を送り、「急いでわたしたちのところへ来てください」と頼んだ。

ἐγγύς エンギュス 近くに

ルッダ、新共同訳ではリダ、ヤッファ、口語訳ではヨッパは近いんですね
同じ地中海沿岸でしょうか

36節で女弟子マセートゥリアのタビタと紹介されてましたが、
その仲間のマセーテース、主にある兄弟たちが、ルッダでのペトロスの癒しの
噂から近くにいることを聞いてすぐに来てもらいたいと思うのは自然ですよね

παρακαλέω パラカレオー 側へ呼ぶ 助けを求める 頼む

ὀκνέω オクネオー 躊躇する ぐずぐずする
岩隈対訳注 命令法の代用 どうぞおいでください
  ただちにおいで下さい

葬りに使徒が来てくれたら慰められるでしょうね









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by yokohama-izumi-lc | 2018-04-19 06:35 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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