原語から見える聖書のイメージ

マリア~悲愴

フロイトの「モーセと一神教」の第一部を読み終わりました
第二部が楽しみです

モーセの神とアートン教や、ミディアンのヤハゥエとの関係など深層心理から見えてくる
分析がとっても面白いです

149ページからいくつかの引用を・・

「・・信者が救世主の血と肉を体内化するキリスト教の聖体拝受の儀式は古代のトーテム饗宴の
内実の反復であるが・・

父なる神との和解宥和ということだが、この宗教上の革新は、父なる神の廃位と
除去という結果に至ったのである。
ユダヤ教は父親の宗教であったのだが、キリスト教は息子の宗教に変貌をとげてしまった。

・・キリスト教はもはや厳格に一神教的ではなくなり、・・
偉大なる母性神格をふたたび打ち立て、・・・」

このあたりはそれほど目新しくない印象ですが
神経症や先史時代の失われた記憶と個人の幼年時代の記憶との関係などから、
モーセとユダヤの民の記憶と抑圧との相互関係など、
「聖」の名のもとに隠された分析にとても興味惹かれます


母性神格というとマリアのイメージが浮かびます
聖母以外にもとにかくたくさんの「マリア」が登場しますよね

ルカ24:10口語訳
この女たちというのは、マグダラのマリヤ、ヨハンナ、およびヤコブの母マリヤであった。
彼女たちと一緒にいたほかの女たちも、このことを使徒たちに話した。

ἦσαν δὲ ἡ μαγδαληνὴ μαρία καὶ ἰωάννα καὶ μαρία ἡ ἰακώβου·
καὶ αἱ λοιπαὶ σὺν αὐταῖς ἔλεγον πρὸς τοὺς ἀποστόλους ταῦτα.

μαρία マリア
旧約のミリアム

wiki
「マリアという女性名はミリアムのアラム語読みに由来する。

モーセの姉もミリアムなので、意味深ですね

「荒野を放浪した民がヘツェロトにいたとき、
モーセの兄アロンとミリアムは
モーセがクシュ人の女性を妻にしたことを非難する。
モーセは反論しなかった。

いろいろとモーセの伝承が気になります


音楽は
大佑と黒の隠者達 ~悲愴~ R.I.P



これも最近のお気に入り
美しいバラードですね

もう一度その目で僕を強く叱ってほしい

このリフレインが印象的・・


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by yokohama-izumi-lc | 2018-08-15 09:06 | 聖書を原語で考える | Trackback | Comments(0)
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