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原語から見える聖書のイメージ

Bach, Sonata for violin and piano in F minor BWV 1018

無伴奏のヴァイオリンソナタとパルティータの影にかくれてる
イメージがありますが、

ヴァイオリンとチェンバロのソナタも、デュオならではの対話があって、
まえから気になってます。

CDでいい演奏をもってるのですが、どういうわけか手が伸びなくて困っていたところ、
YouTubeで素晴らしい演奏に出会えました。

全6曲、ぞれぞれ魅力的ですが5番ヘ短調が沁みました。



Frank Peter Zimmermann & Enrico Pace
教会という場が生きてますね


調べたら、バッハの個人的体験が重なるようですね。


第4番と第5番については,深い憂愁が漂っていますが,
これには,この年の妻との死別が関係していると言われています。」

その妻こと、マリア・バルバラ・バッハ 、再婚したアンナ・マグダレーナは
有名ですが、バルバラのほうはあまり、というかほとんど知りませんでした。

wiki読んでみると、バルバラに関連して生まれたと思われる
曲の指摘になるほどです。


第一楽章のピアノで奏でられるテーマはサイトによると、

・・モテト「来れ,イエス,来れ」と関連がある。

CDの解説にも
追悼式用モテット「来ませ、主イエスよ、来ませ」BWV229
のそれと重なり合う、と書かれてました。

特に好きなのは第三楽章

ヴァイオリンの重音の響き、寄り添うピアノに心ゆすぶられます。

「・・この曲だけ,すべての楽章が短調となっている。・・」

5番は、とくに特別な想いが込められてるんでしょうね・・


来ませ、というとなんとなく力強いイメージがあります。
信仰上、当然でしょうけど・・どこか願望の極点の響きも感じます

黙示録22章20節
以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」
アーメン、主イエスよ、来てください


ἔρχομαι
エルコマイ
命令形

口語訳の「きたりませ」
は語感がいいですね。

どこか音楽的です。

「来たりませ」のなかには、追悼式モテットの調べのように
深い喪失感と諦めと慰めが込められてるように思いました。








by yokohama-izumi-lc | 2019-02-06 20:56 | 聖書を原語で考える | Comments(0)
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